なぜ女性デザイナーは意思決定層に少ないのか —— 時間の制約という壁と、それを「ひらく」力

ベルリンの壁の跡地の写真。壁に穴が空いている。
この記事は Goodpatch Anywhere Advent Calendar 2025 24日目の記事です。

2年くらい前から フリーランスとして個人で仕事を請け負いつつ、 Goodpatch Anywhere というチームでも仕事をするようになりました。Goodpatch Anywhere はフルリモートのデザインチームで、場所と時間の自由度が高い柔軟な働き方が特徴のひとつです。

Goodpatch Anywhere | 越境するデザイン組織
私たちは、専門性を武器に、越境しながら共創するチームです。 デザイン、エンジニアリング、戦略、リサーチ。異なる領域を持つ専門家が、一人では辿りつけない価値を、チームで生み出していきます。

Goodpatch Anywhere なのですが、女性が多く活躍しているように感じています。ぼくが今年 Goodpatch Anywhere で参加したプロジェクトでは、自分以外のメンバーはほぼみんな女性だったと記憶しています。

ただ、そもそもデザイナーは女性のほうが多いということもあります。

女性デザイナーは多いのに、リーダーは少ない

公益財団法人日本デザイン振興会が発行している「デザイン白書2024」を見てみます。
https://www.jidp.or.jp/2024/06/04/wpd2024

デザイン白書2024 p. 330 - 資料6 - 7. デザイナーの就業形態

女性80,610人(54.9%) 、男性 66,350人(45.1 %) となっています。「思ったより多くないな……」というのが個人的な感想ではありますが、やはり女性のほうが少し多いことがわかります。

また、女性は派遣社員やパート・アルバイトといった非正規の割合が多いことにも気づきます。

そして一方で「役員の数」に目を向けると、女性 5,450人(30.3%)に対して 男性はなんと12,560人(69.7%)! 総数では女性の方が多いのに、意思決定層になると逆転し、男性が女性の2倍以上を占める。この逆転現象はなぜ起きるのでしょうか。

全体としては女性が多いが意思決定層では男性が多いというこの歪な構造は、別のデータでも示されています。表現の現場調査団がまとめている「ジェンダーバランス調査報告2022」を見ていきます。

ジェンダーバランス調査報告2022 | 表現の現場調査団
私たちは、すべての人々が安心して携われる、自由で平等な表現の現場を目指します。そのために、表現の現場における調査や活動を、今後5年間行います。

美術系大学の学生は全体的に女性の比率が高く、デザイン系では女性が67.4%、男性が32.6%となっています。就業しているデザイナーより女性の割合が高いですね。女性のほうがデザイン系の大学を卒業してもデザイナーを続けていない人が多いということが推測されます。

政府統計による芸術系大学の学生比率を示す円グラフ。「芸術/美術」は女性72.0%・男性28.0%、「芸術/デザイン」は女性67.4%・男性32.6%、「芸術/音楽」は女性76.1%・男性23.9%、「芸術/その他」は女性63.3%・男性36.7%となっており、いずれも女性の比率が高いことを示している。(2020年e-STATデータ参照)
ジェンダーバランス調査報告2022 p. 21 - 教育機関のジェンダーバランス 政府統計による芸術系大学の学生比率

次に東京藝大と関東圏の主要な私立美大のジェンダーバランスを見ています。学生の女性率が高いのは、先の政府統計と同じ傾向です。ここで着目すべきは教授の男性率の高さです。男性が80.8%、女性が19.2%とデザイナーの役員の数と同様に著しく男性の割合が高くなっています。

2020年の教育機関(東京藝術大学と五美術大学の合計)におけるジェンダーバランスを示す2つの円グラフ。左側のグラフ「学生数合計」では女性が73.5%・男性が26.5%と女性が多数を占めるのに対し、右側のグラフ「教授合計」では男性が80.8%・女性が19.2%となっている。学生と教授で男女比が完全に逆転しており、教育現場の指導層において著しく男性比率が高いことを示している。
ジェンダーバランス調査報告2022 p. 25 - 教育機関 (東京藝術大学+五美術大学の合計)2020年

デザイン関連の主要な賞でも同じような歪んだ構造が見て取れます。審査員は85.8%が男性となっており、役員や教員より男性の割合が高くなっています。興味深いのは「JAGDA国際学生ポスターアワード」という学生を対象にした賞の受賞者総数は学生比率と同じく女性の割合が高くなっています。

デザイン分野の賞・コンペティション(8種)におけるジェンダーバランスを示すデータ。「審査員合計」の円グラフでは男性が85.8%(997名)、女性が13.3%(154名)と男性が圧倒的多数を占めている。一方、「大賞受賞者合計」の円グラフでは男性48.3%(139名)、女性26.4%(76名)、その他25.3%(73名)となっている。受賞者構成と比較して、審査員(評価する側)における男性比率の高さが際立つ結果を示している。
ジェンダーバランス調査報告2022 p. 334 - デザイン分野 賞・コンペティション 8種まとめ
2015年から2020年の「JAGDA国際学生ポスターアワード」におけるジェンダーバランスを示す円グラフ。「審査員」は男性85.7%と圧倒的多数を占める。一方で、学生である受賞者の内訳を見ると、「準グランプリ」は女性55.6%、「銀賞」は女性52.2%、「銅賞」は女性52.6%と、主要な賞の多くで女性が過半数を占めている。評価する側(審査員)は男性中心だが、評価される側(学生)は女性が優勢であることを示すデータ。
ジェンダーバランス調査報告2022 p. 335 - デザイン分野 JAGDA国際学生ポスターアワード 2015-2020年

しかし、これがJAGDA新人賞(39歳以下対象)となると、役員や教員の数と同じように男性が70%と逆転します。

「JAGDA新人賞(2011-2020年)」のジェンダーバランスを示す円グラフ。「審査員」は男性87.7%(250名)・女性12.3%(35名)と圧倒的に男性が多い。また「受賞者」においても男性70.0%(21名)・女性30.0%(9名)となっており、学生対象のアワードとは異なり、プロを対象とした新人賞では受賞者層でも男性比率が大幅に高くなっていることを示している。
ジェンダーバランス調査報告2022 p. 336 - デザイン分野 JAGDA新人賞 2011-2020年

デザイン系の学生の数、デザイナーの総数は女性のほうが多い。しかし、役員、教員、賞やコンペの受賞者など、権威的な立場においては男性比率が高く、女性が少ないという構造になっていることがわかります。

出世の条件は長時間労働?  データで見える構造的な壁

これまでのデータから、女性が何らかの理由によって意思決定層になれない壁があることが推察されます。

さて、それではどういった人が意思決定層になりやすい = 出世しやすいのか。これについて興味深いデータがありました。リクルートワークス研究所による、労働時間と昇進確率の関係を分析した記事です。

「長時間働いた若手が3倍課長になりやすい」ことが示す新たな社会課題 古屋星斗|「働く」の論点|コラム|リクルートワークス研究所
若手時代に長時間働いた人は、その後課長になりやすい。でも収入増加率は変わらず、ストレスは高止まり――今、若手に起こっているキャリアの二極化をパネル調査の分析から明らかにする。
リクルートワークス研究所による「現在の役職状況(過去の労働時間長短別)」を示す表。若手時代に「働く時間が長かった」層は、課長クラス以上になる割合が顕著に高いことを示している。具体的には、課長クラスは「長かった」層が10.3%に対し「長くなかった」層は4.0%。役員クラスでも1.9%対0.2%と大きな差があり、長時間労働が出世に強く相関していることを裏付けるデータ。
「長時間働いた若手が3倍課長になりやすい」ことが示す新たな社会課題 古屋星斗|「働く」の論点|コラム|リクルートワークス研究所 - 図表4

若手期(25~34歳)の労働時間が長かった者は役職付きになる確率が高くなっており、「ハードワーク」することが出世に好影響を与えていると言えます。また、女性のほうが働く時間が長かった人の割合が低いというデータも示されています。

リクルートワークス研究所による「対象の属性割合(過去の労働時間長短別)」を示す表。特に「女性」の項目に着目すると、「働く時間が長かった」層における女性比率は23.5%であるのに対し、「働く時間が長くなかった」層では43.4%と倍近い差がついている。これは、長時間労働を行っているグループにおいて女性の割合が顕著に低く、女性が長時間労働をしにくい、あるいはしていない傾向にあることを客観的に示すデータである。
「長時間働いた若手が3倍課長になりやすい」ことが示す新たな社会課題 古屋星斗|「働く」の論点|コラム|リクルートワークス研究所 - 図表1

女性の意思決定層の割合が少ないことについて、長時間労働する人の割合が少ないため出世する人の割合も少ない、という理由が考えられます。

「男は仕事、女は家庭」が奪う、デザイナーの時間

なぜ女性のほうが長時間労働をする人が少ないのか、これは「男は仕事・女は家庭」といった固定的な性別役割分業意識が根強く残っているからのように思います。

総務省統計局の出している「我が国における家事関連時間の男女の差 ~生活時間からみたジェンダーギャップ~」という資料を見てみましょう。
https://www.stat.go.jp/info/today/pdf/190.pdf

どの年齢層でも女性のほうが家事関連時間に費やす割合が高くなっています。

総務省統計局による「男女別家事関連時間に1日に費やされた時間の割合(2016年・2021年)」を示す表。すべての年齢層において女性の数値が男性を大きく上回っている。特に働き盛りである25〜44歳の層(2021年)を見ると、男性が3.9%であるのに対し、女性は16.0%と約4倍もの時間を家事関連に費やしている実態が読み取れる。
我が国における家事関連時間の男女の差 ~生活時間からみたジェンダーギャップ~ p. 1

共働き世帯でも、妻の家事関連時間が4倍近く高くなっていることがわかります。

総務省統計局による「共働きか否かの別、夫・妻の家事関連時間の推移(2006年〜2021年)」を示す表。6歳未満の子供を持つ共働き世帯において、夫の家事関連時間は2021年時点で1時間55分であるのに対し、妻は6時間33分となっており、約3倍以上の開きがある。依然として妻側に家事育児の負担が大きく偏っている実態を示すデータ。
我が国における家事関連時間の男女の差 ~生活時間からみたジェンダーギャップ~ p. 4

「6歳未満の子供を持つ夫婦」は20代後半から30代後半までの世代が多いのではないかと思いますが、先の労働時間と昇進確率の関係を分析した記事で若手期として定義されていた「25~34歳」と大きく重なることがわかります。

デザイン系学生の女性率(67.4%)からすると、就業しているデザイナー全体の女性率(54.9%)が少ないこと、就業している女性デザイナーは非正規の割合が高いことも家事の差が影響しているように思えます。

「デザイン白書2024」によると、直近5年のデザイナーの月間の総労働時間は約180時間程度(p. 340)とのことです。厚労省の「令和7年版 労働経済の分析」によると、従業員5人以上規模の事業所における労働者一人当たりの2024年の月間総実労働時間は137.0時間、一般労働者の月間総実労働時間は162.3時間(p. 51)とあります。デザイナーの労働時間は長く、家事に時間を割きながら正規雇用で働くのが難しい状況の女性がいるであろうことが容易に想像がつきます。

クリエイティブで実力主義に見えるデザイン業界であっても、結局は労働時間の長さが評価や機会の獲得に繋がっているのではないかと思われます。

固定的な性役割意識によって女性が家事労働を多く担わされて長く働けない、そしてそのことが出世を妨げる。これが女性デザイナーが意思決定層になれない壁の正体なのではないでしょうか。

「ワークライフバランスを捨てる」が、組織を壊すリスク

今年、「私自身がワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働きます」という発言が話題になりました。個人の仕事観としては尊重されるべきですが、これを組織のリーダーが「正解」として発信してしまうことには、危うさも孕みます。

意思決定層が「働きたい人はドンドン働こう」というメッセージを発信する。働きたいだけ働いて、実際に長時間働いている人たちが出世していく。

しかし家事に時間を割かれて長時間働けない人もいます。こういった「働きたいけど働けない」「何らかの事情があって長時間働けない」人たちは、「長時間働けない」ために出世できないと考えてしまう。その結果、仕事への意欲を失ったり、離職する人もいるかもしれせん。

一方、長時間働ける人たちの視点に立っても、経営者やリーダーが「働いて働いて働いて働きます」「働きたい人はドンドン働こう」とメッセージを送ることは重荷になるように思います。「長時間働かないと出世できない」という状況があり、意思決定層が率先してワークライフバランスを捨てるような発言をしている。そうすると「つらくても出世のためにはとにかく働かなければいけない」という意識を持つ人も出てきます。

先に紹介したリクルートワークス研究所の記事でも、働く時間が長かった人は高ストレスにさらされやすいというデータが示されています。

リクルートワークス研究所による「ストレス実感(過去の労働時間長短別)」を示す表。「ひどくつかれている」「よく眠れない」「高ストレス率」のいずれの項目(2017年・2024年)においても、「働く時間が長かった」層の方が「長くなかった」層よりも高い数値を示している。例えば2024年の高ストレス率は、「働く時間が長かった」層が31.2%であるのに対し、「長くなかった」層は22.7%となっており、長時間労働がメンタルヘルスに悪影響を及ぼす傾向を示している。
「長時間働いた若手が3倍課長になりやすい」ことが示す新たな社会課題 古屋星斗|「働く」の論点|コラム|リクルートワークス研究所 - 図表5

さらに、厚労省の「令和5年度過労死等防止対策白書」では労働時間が長くなればなるほど、うつ傾向が強まるという調査結果が示されています。

「1週間当たりの実労働時間別うつ傾向・不安」を示す帯グラフ(資料出所:厚生労働省等)。週の労働時間が長くなるほど、精神的な健康度が低下する傾向が見て取れる。特に「60時間以上」働いている層では、「重度のうつ・不安障害の疑い」が18.1%、「うつ・不安障害の疑い」が15.4%に達し、合わせて3割以上がうつや不安障害のリスクを抱えていることを示している。「うつ傾向・不安なし」の割合は42.4%と、他の労働時間帯と比較して最も低い。
令和5年度過労死等防止対策白書 p. 109 1 週間当たりの実労働時間別うつ傾向・不安

リーダーが長時間労働を肯定して促すような発言をすることは、長時間働ける人に精神的な負荷がかかる可能性が高いですし、長く働けない人は働く意欲を大きく削がれるでしょう。

柔軟な働き方と、「平場」というカルチャー

さて、Goodpatch Anywhere の話に戻りましょう。いろいろなデータを見て考えるにGoodpatch Anywhereで女性のデザイナーが活躍しているのは、その自由度によるところが多いのでしょう。フルコミットからハーフコミット、1日2時間だけなど働く時間は柔軟です。時差がある海外から参加している人たちもいます。

「働くお母さんに最適の場所」フルリモートでも一人じゃない働き方|Goodpatch Anywhere
日本や世界各地から集まるフルリモートデザインチームGoodpatch Anywhere(以下、Anywhere)。今回は、7歳児と5歳児の子育てをしながらPM/UXデザイナーとして働く生駒のインタビューをお届けします。 彼女は2019年からAnywhereで活躍し続けているメンバーのひとりです。Webディレクターとしてキャリアをスタート。情報設計からUI/UXデザインまで領域を広げ続け、フリーランスとして活動したのちAnywhereにジョイン。2023年2月には、約500名のデザイナーが所属するAnywhereの中からMVPを受賞しました。 メンバーのみならずクライアントからも「ね

そして、カルチャーデックの「平場をつくろう」「みんなでやろう」に象徴されるように、長時間働いている人が偉いということもなく、一人ひとりがそれぞれの力を発揮することがチームの力になるのだという価値観があります。

この価値観のおかげで、Goodpatch Anywhereには様々な背景、いろんなキャリアを持った人が集まっています。Goodpatch Anywhere Advent Calendar 2025 を見るとその多様さの一端を感じられるのではないでしょうか。

専門家集団が境界を超えて共創し、社会にインパクトを与え続けるためのカルチャーデック|Takehisa Gokaichi
Anywhereという挑戦の特殊性 Goodpatch Anywhereは、従来の組織形態とは異なる挑戦をしています。「フルタイム勤務では集められない特殊な技能や経験を持ったメンバー」が、フルリモート環境で、多種多様なイシューに立ち向かう組織がGoodpatch Anywhereです。デザイン、エンジニアリング、戦略、マーケティングという異なる専門性を持つフリーランスの専門家たちが、専門性や場所を超えてチームを組み、デザインの力で世の中を前に進めています。 この働き方には、大きな可能性がある一方で、固有の課題も存在します。フリーで活動するプロフェッショナルとしての自分と、組織メンバ

Goodpatch Anywhereは働き方の柔軟さとそのカルチャーによって、様々な人が活躍できる環境が整っているため、女性デザイナーも活躍しているのでしょう。

「ひらく力」で、壁は壊せる

ちなみにGoodpatch Anywhereの事業責任者も女性です。Goodpatchの役員・アドバイザリーボードにおける女性比率はまだ途上(2025年12月現在、女性が14人中2人)ですが、Anywhereという組織のリーダーシップは彼女に託されています。

最後にその事業責任者の小澤さんの記事を紹介して、本稿を締めたいと思います。記事の中でデザイナーには「ひらく力」があると語っています。

越境するデザイン人材-デザイナーが社会資本となる世界へ-|小澤 美里
Designship 2025 Day2 スポンサーセッションにて、「越境するデザイン人材、デザイナーが社会資本となる世界へ」というテーマでお話しさせていただきました。当記事はその書き起こし(抜粋)となります。 ※全スライドはグッドパッチスピーカーデッキにアップしています。 今回のセッションでは、「デザイナーと越境」をキーワードにお話しました。 本記事では、 デザイナーがなぜ越境に向いているのか デザイナーの越境により、どんな可能性が拡がるのか について、私のキャリアと、事業責任者を務めるGoodpatch Anywhereの取り組みを交えてご紹介したいと思い
デザイナーの価値は、この複数の視点を用いて、異なる人々や組織の壁を壊し、新しい関係性を「ひらく」ことにあると確信するようになりました。

Goodpatch Anywhereは、地理的、時間的な制約を乗り越えることで、女性の活躍を阻んでいた「壁」を壊しました。壁がなくなれば、育児中の人、副業人材、海外在住者など、多様な背景を持つ人々が集まります。そうして生まれた組織的、領域的な「越境」が、今のAnywhereの強さです。

デザイン業界には依然として、歪なジェンダーバランスや、長時間労働を前提とした構造が存在していることはデータを見ても確かです。 しかし、デザイナーには「ひらく力」があります。 働き方をデザインし、可能性をひらく。そうやって意思決定層に立つデザイナーが増えていけば、古い壁は必ず壊されていくと信じています。

森 慶太

森 慶太

情報アーキテクト / デザイナー
群馬県