デザイン

ぼくは赤緑色覚異常なので色がわからない(本当に?)

これは赤緑色覚異常(赤緑色盲)のデザイナーを主人公とした短編マンガですが、ぼく自身も軽度の先天的赤緑色覚異常の当事者です。そうであることを伝えると、どんな感じで見えているのかを聞かれることがあります。実はけっこう答えに困る質問です。 まず、ぼくは「普通の人たち」がどのように見えているのかがわかりません。そのため、どのように色が違って見えているのかを具体的に伝えることは難しいのです。しかしそれでも先の質問に答えるべく「普通の人たち」との違いをなんとか探そうとするとどうなるのか。

役には立たないが、デザイン史の漫画を描いている

ぼくは漫画を読んだり描いたりするのが趣味です。 描くほうについて、ここ数年は「降霊で学ぶデザイン史」というシリーズを描いています。 描いていて今すぐに何か役に立つものとも思っていませんでしたが、実際に仕事で活きたという経験はやはりありません。 まあそれでも楽しいのでぼちぼちやっていくのですが、久しぶりに「ヒカルの碁」を読み返していて気づいたことがありました。

なぜデザイン史の漫画を描くのか

2年くらい前から近代デザイン史で著名な人物を題材としたマンガを描いています。コミティアや最近ではデザイン読書日和というイベントで頒布するほか、BOOTHで自家通販をやっています。 イベントではいろいろ質問をいただいたりすることもあるのですが、よくあるのが「なんでこういうものを描いているんですか?」というものです。